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1. 「70歳定年」について

「70歳定年」に対し、「歓迎派」約4割、「アンチ歓迎派」約6割
 男性は、年齢が若いほど「アンチ歓迎派」が増加


定年制度のある企業に勤務している40代・50代男女、および、定年制度のある企業に勤務し60歳以降も働いている60代前半男女、合計516人に、「70歳定年」(70歳定年あるいは雇用延長)について意見を求めたところ、約4割(42.6%)が「歓迎する」と回答した。

一方で、「とまどい・困惑を感じる」(38.2%)や「歓迎できない」(19.2%)と回答した、「アンチ歓迎派」は約6割(57.4%)となり、「歓迎派」を上回った。(図1)



「70歳定年」に対する意見を性年代別でみると、「歓迎派」が多いのは60代前半で、男女とも 約半数が「歓迎」している。一方、「歓迎派」が最も少ないのは40代男性で34.0%。

男性は、年代が若いほど、「アンチ歓迎派」が増加し、「アンチ歓迎派」のうち「歓迎できない」が増加していく。(図2)



「歓迎派」の8割は、「収入」が理由。お金と仕事意欲が意見に影響

「70歳定年」に対し、「歓迎」と回答した220人のうち、82.7%が「収入が得られる期間が延びるから」と回答し、年金受給が後ろ倒しになるなかで、お金を理由に「歓迎」していることがうかがえる。お金以外の理由では、「歓迎」派の約4割が「社会とのつながりがもてるから」、「年齢にかかわらず活躍できる社会になるような気がするから」と回答し、生涯現役社会になることを望む意識もうかがえるが、その一方で、「65歳以降も自分に所属するところがあり、安心できるから」といった「いつまでも何かに頼り続けたい」気持ちもみられる。

「とまどい・困惑を感じる」と回答した197人のうち、65.5%が「収入が得られる期間が延びてよいが、その分長く仕事をしなければならないから」と回答し、お金と仕事のはざまで複雑な気持ちになっていることがうかがえる。また、「会社にいられても好きな仕事ができるわけではない」と回答した人も3割を超え、希望通りの仕事ができないことを見越した意見もみられる。

「歓迎できない」と回答した99人は、「60歳(65歳)以降は働きたくないから」と回答した人が最も多く、「働く意欲がない」ことが、「歓迎できない」理由になっている。



2.実際の選択(予想) へつづく
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