京都リカレントステイプログラムのご案内

KYOTO RECURRENT STAY

プログラム概要

50代~60代会社員をメインの対象者として、京都に複数回滞在して、地域振興を実際に体験して頂くことで、本格的な「学び直し」を応援させていただくプログラムです。

具体的には、京都が抱える地域課題解決に取り組む地元企業・団体でのフィールドワークと、人生後半戦の生き方や京都の民俗学を、佛教大学等での座学を中心に複数回にわたって現地に滞在しながら学び、社会貢献を目的としたビジネス力の醸成を図ります。

西脇隆俊京都府知事からのメッセージ

本プログラムは、人生100年時代を見据え、誰もが生きがいを感じることのできる共生社会づくりのための取組みであり、生涯現役社会の実現に資するとともに、京都での定住促進や、地域商業及びコミュニティの再生など地域の活性化にもつながる大変意義のある事業です。多くの方が、京都での生活・就業体験にご参加いただくことを期待しております。

─ 佛教大学で、これからの生き方や社会貢献をじっくり考える ─
座学講座

座学講座では豊かなセカンドキャリアを築く上での心構えや価値観変革につながるテーマを用意しています。これまでの人生の棚卸とこれからの生き方について考えていただきます。また、京都の佛教大学ならではの京都探究や仏教探究、さらには京都府庁の担当者による地域創生の特別講座も準備しています。

《テーマ》


人生100年時代の
生き方

田中 典彦(佛教大学学長)
講 師田中 典彦(佛教大学学長)
  • 仏教思想の中に世界観・人生感・人間観を求めてみます
  • AI時代の下で、改めて「人間とは何か」を問い直し、自分自身を見つめてみます

開催日

2019年1213日(金)

13:30~15:30

京都の初冬のまつりと
民俗信仰

田中 典彦(佛教大学学長)
講 師八木 透(佛教大学歴史学部教授)
  • 旧暦11月の京都の火まつりの民俗的意味とは
  • 京都人の祈りの心について考えてみます

開催日

2019年1213日(金)

15:30~17:30

京都の地域コミュニティと
伝統行事

田中 典彦(佛教大学学長)
講 師大谷 栄一(佛教大学社会学部教授)
  • 京都の地域コミュニティと伝統行事の現状と課題に触れます
  • 伝統行事の持続可能性を共にディスカッションします

開催日

2020年117日(金)

13:30~15:30

《特別講座》京都の地域創生の取組み

・京都府のUターン、Iターンの取組みについて
・京都府の地域商店街活性化の取組みについて(京都府商工労働観光部)

佛教大学の座学シラバスはこちら

─ 企業・団体の課題解決プロジェクトに参画 ─
フィールドワーク

座学での学習に加え、実際の企業・団体が展開中のプロジェクトや地域での活動を支援するためのフィールドワークをご用意しています。
参加者は少人数でのチームに分かれ、選択したプロジェクトに参加します。現地ではチーム内でアイディアを出し合って企業や地域の課題解決に貢献する実践性・社会性の高いアクティビティです。

※希望するフィールドワークを1つ選択してください。
※最少催行人数は各フィールドワーク3名(ただし、フィールドワーク01は各店1名)

FIELDWORK 01

歴史ある地元商店街に再び活気を呼び戻すプロジェクト

古川町商店街
■内容

東山白川のほとりの商店街の実際のカフェ・食料品店で商売を体験していただき、経営ポイントや街の活性化を学びます。

■「阪本商店」代表者よりメッセージ

当店は古川町商店街の中程に位置する食料品店です。私が厳選した商品だけを店頭に並べていて、商品についてはお客様にわかりやすいようにPOPカードに特性を表記し、商品を販売するだけでなく、商品を通したライフスタイルまで提案するようにしています。参加される方は、市場へ同行し商品仕入れも体験し、食料品店のノウハウを学んでほしいと思います。また、古川町商店街の活性化ついてご提案があればお聞かせいただきたいです。

■「EL PUENTE COFFEE LABORATORY」代表者よりメッセージ

当店は本年2月にオープンしたコロンビア産の珈琲豆だけを使用した専門店です。自家焙煎を基本に、一杯一杯ドリップ方式で提供しておます。コーヒーの基礎知識から、開業までの流れ、淹れ方、企画の考え方など学んでいただきます。コーヒーは奥が深い嗜好品です。ぜひ、体験し学んでいただき、セカンドライフを見つけていただければと考えています。さらに古川町商店街の若手ボランティアの会にも参加しているので、商店街の活性化などについても企画できたらと考えています。

■「102 OLD RIVER」代表者よりメッセージ

当店は、地域に愛されるカフェを目指しています。自分たちの手でリノベーションした店舗はシックでモダンに仕上がったと思います。元豆腐工場の跡であり、リスペクトを込めて店名に102をつけさせていただきました。コーヒーだけではなく、食事も提供していますのでカフェを開業したい人には良い体験となると思います。

協力:古川町商店街
(阪本商店 / EL PUENTE COFFEE LABORATORY / 102 OLD RIVER)

フィールドワークでのシラバスはこちら
FIELDWORK 02

京都へのUターンIターン支援に向けた効果的なイベントを企画するプロジェクト

京都移住計画
■内容

セカンドライフとしてのローカルキャリアの可能性を探り、50’s向けのキャリアイベントを企画します。

■代表者よりメッセージ

「居・職・住」という3つのテーマで、移住検討している方の応援をする京都移住計画。
参加者の皆さんが、自らのロールモデルとなる生き方や働き方をしている方をゲストに迎え、地方へ移り住む際の課題や可能性を探ってもらいます。これまでのキャリアを活かして地方でチャレンジしたい方には良い機会になると思います。

協力:京都移住計画

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FIELDWORK 03

“食”を通じた町づくり、子供の集まる町づくりのプロジェクト

Kyoto FOOD HUB & LABO
■内容

単なるレストランの接客ではなく、食を通じた町づくりや地域コミュニティ作りのプロジェクトに参加します。

■代表者よりメッセージ

2017年4月にオープンした当店は、こだわりのクラフト酒や、自社農場の安心安全な無農薬野菜を使用した薪焼き料理を提供するだけではなく、京都の食にかかわる人、物、アイデアが繋がる場、食を通した街おこしの「HUB」を作りたいという想いと、様々な実験が行われる「LABO」でもありたいとの願いを込めた存在です。食を通して人と人がつながるための様々な実験を試行錯誤の中繰り返していますが、ぜひ異業種の皆様や、京都在住以外の皆様からの新鮮な視点での新鮮なアイデアをいただき、どんどん形にしていけたら、そんな気持ちで皆様をお待ちしております。

協力:Kyoto FOOD HUB & LABO

フィールドワークでのシラバスはこちら
FIELDWORK 04

創業190年の老舗旅館の「なんじゃこりゃ?」をハッピーへ

綿善旅館
■内容

業務体験を通じ、生産性・サービスレベルのアップに向けた改善提案を行います。

■代表者よりメッセージ

綿善旅館は天保元年(1830年)創業の190年続く旅館です。場所は四条烏丸から徒歩8分。京都は古くて新しい街と言われますが、綿善もまさにその言葉通りに文化伝統を大切にしつつ新しい取り組みも積極的に行っている旅館です。是非、仕事を通して旅館の今まで見たことのない世界を実際にご体験頂ければ幸いです。
また小さな旅館ですので意思決定の速さも自慢です。皆様のやってみたい!を出来る限り形にしたいと思っております。皆様とお会いできることを楽しみにしております。

協力:綿善旅館

フィールドワークでのシラバスはこちら

履修期間・価格

当プログラムでは現地での履修を3回に分け、インターバルを設けています。短期集中型ではなく、リフレクションのための時間を空けて参加する事でプロジェクトの進行を体感し、地域が変わっていく様を長期的に見届けることができます。ON/OFF問わず、是非積極的に参加者同士の交流をお楽しみください。

《受講期間イメージ》

受講期間イメージ 受講期間イメージ

《料金》
参加費のお支払方法を一括払に加え、2回払を設けました。

プログラム参加費用 価格:10万円(税別) プログラム参加費用 価格:10万円(税別)

※開催日が2019年10月1日以降につき、消費税は新税率10%を適用させていただきます。
※宿泊及び現地までの移動手段は、各自でご用意ください。
※参加費用は2回に分けてのお支払も可能です。その際は、1回目の支払4万円(税別)、2回目の支払7万円(税別)計11万円(税別)となります。

〈参加費用のお支払期限について〉
一括払の場合 … セッション1の初日の14日前(セッション1の初日の前日を含む。なお、14日前が土日祝日のときはその直前の営業日とします)までにお支払ください。
2回払の場合 … 1回目の支払は、上記一括払と同様となります。2回目の支払いはセッション2の初日の14日前(セッション2の初日の前日を含む。なお、14日前が土日祝日のときはその直前の営業日とします)までにお支払ください。

「京都リカレントステイ」
参加お申し込み

「京都リカレントステイ」プログラムへのご参加は、以下のお申し込みフォームよりお願いいたします。

お申し込み受付は 20191130日 までとなります。

※参加希望者が募集予定数に達した場合は、予告なく終了する場合があります。

お申し込み受付は終了しました

京都リカレントステイ参加規約(PDF)はこちら

町家旅館のご紹介
(白川エリアゲストハウス)

京都白川エリアにある一棟貸し町家ゲストハウスは、現在約41軒。ゲストハウス宿泊料は、お一人様8,000円~10.000円(一棟で2名から4名。大規模ゲストハウス10名まで)です。ご宿泊先をお探しの際はぜひご利用ください。

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