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生活
2018年07月01日

定年後の孤独とはさようなら「終生の友」はテーマで探そう!

定年後の孤独とはさようなら「終生の友」はテーマで探そう! 2018.07.01仲間をつくる


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定年後、人間関係の幅は狭くなっていきます。特に仕事中心の人生を送ってきた人は深刻です。放っておけば、やがて家族くらいしか話し相手はいなくなり、強い孤独感や疎外感にさいなまれることになります。ここでは問題の解決策の一つとして、「テーマによる仲間づくり」を提案します。

「終生の友」になる相手とは?

「終生の友」について独自の定義を試みれば、「互いに理解しあい、尊敬しあって、長い人生を最後まで一緒に生きていく友」というあたりでしょうか。心と心でつながった、深い間柄を指します。

そういう相手の条件は「尊敬できる」ことですから、「それなりの人物」であることは必要でしょう。さすがに大うそつきとか他人を傷つける発言ばかりする人と、一生付き合っていくことは厳しいものです。それは相手にとっても同じで、あなたが「それなりの人物」でなければ相手はすぐに離れていくことになるでしょう。

しかし、互いが「それなりの人物」ならば必ず終生の友になるかといえば、そうではありません。お互いを長く結びつけてくれる「何か」が、終生の友との間には必要なのです。

お互いを長く結びつけてくれる何かは「興味関心の一致」

人と人を結びつける何かで真っ先に思い浮かぶのは、「興味関心の一致」です。分かりやすいのは「趣味」でしょうか。例えばともに登山に関心があれば、ごく自然に話は弾み一緒に山に登るなど、長きにわたる関係が始まる可能性があります。

しかし「興味関心の一致」は、そうした具体的なものに限りません。より抽象的な「テーマ(思考対象となる事柄)」が一致することも、人と人を結びつける可能性があります。例えば、二人の人間がともに「地球温暖化の防止」を重要テーマと考えている場合、両者は互いの考えを熱く語り合うなど積極的に関係を深めていくことになるでしょう。抽象度は高いものの、これもまた「興味関心の一致」が人を結びつけている例です。

終生の友づくりのために「テーマの一致」を推奨する理由

「終生の友づくり」で皆さんに推奨したいのが「テーマの一致」です。趣味やスポーツなど具体性のある「興味関心」については、世の中に親睦団体的なものがたくさんあり、そこに行けば同好の士はたくさん見つけることができます。しかしそうした「同好の士」の中に、終生の友が確実にいるかといえば何ともいえません。趣味が一致しているからといって、価値観まで同じであるという保証はないからです。おそらくポピュラーな趣味であればあるほど、その中には種々雑多な人がいるので、「人選」は難しくなるでしょう。

これに対して「テーマ」の方は、その人の問題意識の反映なので、半ば「価値観の一致」は織り込まれたようなものです。その意味では、最初から「人選フィルター」がかかっており「終生の友」への距離は近いといえます。

テーマによる友づくりの難しさ

「テーマによる友づくり」は上記のような有効性を持ちますが、反面、難しさもあります。

第一の難しさは、そもそもテーマを持っていないと、友づくりもヘチマもないという点です。ただ漫然と日々を過ごしている人にはハードルの高い話でしょう。

第二の難しさは、仮にテーマが見つかっても、どうやって「友づくり」に進んだらいいのか方法が見えない点にあります。趣味やスポーツのように、親睦団体は存在しません。メジャーなテーマであれば何らかの研究会などもあるかも知れませんが、マイナーなテーマになってしまうと、それもほとんど期待できないでしょう。

難しさを克服し終生の友を見つけるために利用したいSNS

第一の点については、これはもう個人の生き方の問題なのでどうにもしようがありません。日頃から高い意識を持って現実を観察してくださいとしか言いようがないのです。

一方、第二の点についてはネット(特にSNS)を利用することで解決できつつあります。今やさまざまなツールを駆使することで、近い問題意識を持つ者同士がつながることが可能になっています。そこを入り口にしてリアルな世界で出会えば(あるいは出会えなくても)、「終生の友」をつくることはできます。そういう時代になっているのです。

本サイトは、「テーマによる友づくり」を積極的に支援していますので、ぜひご活用ください。


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