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生活
2018年11月29日

小島貴子の人生100年時代の生き方・楽しみ方 vol.1

小島貴子の人生100年時代の生き方・楽しみ方 vol.12018.11.29先輩に聞きました


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高齢者の高齢化が恐ろしいスピードで進んでいる日本

世界保健機構WHOでは65歳以上の人を高齢者と定義しています。総人口の7%を超えると高齢者社会です。日本は2015年に総人口の26.6%が65歳以上で4人に1人が65歳という「※超高齢化社会」になりました。
※「超」とは、高齢化率が21%を超える事です。

この超高齢化社会は、世界でも日本が最初で、そしてもの凄いスピードで進んでいます。高齢化と共に日本は少子化も進んでいるために、労働人口の減少が大きな問題になっています。他の国は、日本がどうなっていくかのだろうかと、固唾を飲んで見守っています。世界にお手本がないのが今の日本です。

確実に、働く人が減れば国力は落ちます。少子・高齢化とは、「貧しくなる国」へ突き進むという事なのです。

「えぇ~大変!STOP高齢化!若い人を結婚させて、子どもが産める国にしよう!」と頑張っても、残念ながらすでに「子どもを産める女性の人口が減少」しているという状況なのです。

「では、どうしたらいいの?お先真っ暗?年金は?独居老人?介護は・・・などなど?」
なんとネガティブなキーワードばかりが続々と、というところですが、私は少し視点が違うのです。100歳まで生きる事が可能ならば、50歳でまだ半分。もっと出来る事、やれる事があるはずです。見本がないなら、素敵で凄い見本の国になりましょう。

次回から、「100年人生社会の豊かさを実現するために、自分が出来ること」をお伝えしていきます。

(文 小島貴子)

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小島貴子

小島 貴子
東洋大学理工学部生体医工学科 准教授
1958年生まれ。埼玉県庁職業訓練指導員、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授、東洋大学経営学部経営学科准教授などを経て、現在に至る。多数の企業で採用・人材のコンサルタントおよびプログラム作成と講師を務める。多様性キャリア研究所所長。株式会社Ageless社外取締役。『女50歳からの100歳人生の生き方』(さくら舎)など著書多数。

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