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健康
2019年12月27日

脳トレのためにも「ラクで便利な方法」は選ばない

Active Brain CLUB vol.46:
脳トレのためにも「ラクで便利な方法」は選ばない2019.12.27定年後入門


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食器洗い器や掃除ロボットといった便利家電があふれ、声をかければ家電のスイッチが入るなど、家事はラクなってきています。けれども、便利な生活に浸って脳を使わない時間が増えるのは、とてももったいないことです。日常生活の中でも効率的に脳を使うようにすることで、さらに脳を活性化することができるからです。

活性化のポイントは、生活の中で、「ラクで便利な方法」を選ばないこと。「面倒くさい」「やっかいだな」と思うことを選ぶと、脳を積極的に使うことができます。

例えば、掃除を例にあげてみましょう。掃除機よりも、昔ながらのほうきやちりとりで掃除する方が、脳は活性化します。いろいろな手順があることで、段取りを考え、効率よく作業をしようとするからです。

掃除の場合も、片づけた後に、はたきをかけてほこりを落とし、その後、ほうきで掃除をして雑巾で拭くというように、段取りを考えています。段取りに合わせて手間をかけると、空間を把握したり、時間を考慮したり、手順を工夫したりと、複雑に脳を動かしているので、脳を活性化させる効果をもたらします。

「ラクで便利」よりも、積極的に「面倒くさいな」「やっかいだな」と思うほうを選んで、脳を効率よく鍛えていきましょう。


掲載元「監修:川島隆太博士(株式会社NeU 取締役CTO、兼東北大学教授)」



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