Active Brain CLUB vol.17:
脳を老けさせないために、今日からやめたい習慣 2019.07.12定年後入門

働きざかりの世代は、「休日くらいは家で体を休めたい」「できれば家でゴロゴロしていたい」と思うものです。けれども、脳を老けさせないためにやめたいことのひとつに、「外出せずに家でゴロゴロする」という習慣があります。なぜ家でゴロゴロしてばかりいるといけないのかというと、環境が変化しないために脳への刺激が少なくなるだけでなく、運動の機会を減らすことになるからです。

2010年にアメリカの内科学の雑誌で発表された報告※によると、認知症予防の効果があるものをいくつか検証した結果、効果があると実証されたのに運動習慣があります。また、70〜80歳の健康な高齢者に「週150分以上の歩行」を1年間行ってもらったところ、何もしなかった層と比べて歩行を続けた層の脳機能が高い傾向があるという報告があるなど、運動が脳にとってよいことは明らかになっています。

中でも効果があるといわれているのが有酸素運動です。なぜかというと、神経細胞の発生や成長、再生を促す「BDNF(脳由来神経栄養因子)」と呼ばれる物質の量が増えるからです。有酸素運動の代表的なものに、ウォーキングやランニングがあります。そのほか水泳や水中ウォーキング、ダンス、ストレッチ、ヨガなども有効。

40代から家でゴロゴロした生活に慣れてしまうと、なかなか抜け出すことはできません。多忙を理由に先延ばしせず、今から運動を少しでも習慣にすることが大切です。ちなみに有酸素運動後の脳トレは、さらに有効と言われます。脳の中にBDNFが出ている状態で脳トレをすると、さらに脳の神経細胞の成長が高まると言われています。

※認知症の予防:運動と認知トレーニング(ALUMINUM AND HEALTH)

掲載元「監修:川島隆太博士(株式会社NeU 取締役CTO、兼東北大学教授)」


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