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5. 定年後研究所 得丸所長 コメント

定年後研究所は、日本で初めて*の50代以上会社員に特化したセカンドライフの準備支援機関です。(2018年2月設立)(*当研究所調べによる)

「人生100年」、「生涯現役」と言われてから久しく、もはや日常耳慣れた言葉となりました。さらに、政府からは、「働き方改革第2弾」として「65歳以上への継続雇用年齢の引き上げに向けた環境整備」を行うと表明されています。

70歳定年・雇用延長が現実のものとなりつつある中で、定年後研究所では、「一般の会社員は、70歳定年・雇用延長をどのようにとらえているのか」を調査してみました。そこでは意外な結果を見ることができました。

・「 70歳定年・雇用延長」は必ずしも“歓迎されている”わけではない。
・しかも、“歓迎派”を含めたほぼ全員が「70歳まで今の会社で働くこと」を不安視している。
・「歓迎理由」のほとんどは「収入に対する期待」である。
・会社に求める支援策は、大半は「現状改善」を求めるにとどまり、「起業支援」「社外派遣」「インターン制度促進」など“将来を見据え外に目を向けた”要望は極めて少数。

この調査では、多くの会社員が「70歳定年・雇用延長」を、単に「現状維持の延長線」と捉えているのではないかと感じさせられる結果となりました。

折しも、政府からは「高年齢者雇用安定法」の改正案の骨子イメージが発表されています。(2019年5月15日未来投資会議)
それによると、
・他の企業への再就職の実現(子会社、関連会社以外)
・個人とのフリーランス契約への資金提供
・個人の起業支援
・個人の社会貢献活動参加への資金提供
などの支援策整備が、今後企業に求められていくことが予想されます。

企業の人事としては、これらの支援策整備を進めていくと同時に、50代以上社員の「意識改革」のための施策を同時に検討することが求められるのではないでしょうか。

一般社団法人 定年後研究所 所長
得丸 英司


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